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クリスマスに聴くアルバム
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SAVATAGE
(音楽流れます。注意。)
DEAD WINTER DEAD ('95)

(検索したら日本盤がみあたらず。再発してないんだろうか。)


タイトルご覧になれば少し想像がつくかもしれませんが、少々重たいテーマをもったアルバムです。
内戦に荒れるサラエボを舞台にしたロックオペラです。
季節は冬、クリスマス。
登場するのはセルビア人兵士、イスラムの少女、チェロ奏者の老人、そしてすべてをみわたしているのが石造りのガーゴイル(図参照)。
冷たい鉄の武器、地雷、宗教、民族、内戦、瓦礫、音楽。
破壊も構築もすべて、血の通った人間の所作であることを
石のガーゴイルは見つめています。

このアルバムに対する理解は人によって違うと思います。
作り手(バンド)の意図するものと私の感じているものはかけ離れているかもしれない。何ごとも当事者以上の理解者がいるとは思えませんから。

クリスマスに華やかなイメージ、うきうきした気分を感じる一方で、
『クリスチャンじゃないし。』『まぁ熱心な仏教徒でもないけど。』
なんて斜に構えた自分もいます。

クリスマスという日が何をもたらすのか。




少し真剣になりすぎましたぁ?
by blueciel_blue | 2004-12-14 03:55 | music
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